2020年から小学3年生からの英語(外国語活動)が必修となり、保護者の方々の中には、早期英語教育を検討している方も多いことでしょう。
小学校では最終的に4技能の基礎を勉強しますが、そのうちの1つであるリーディングを苦手にする子供が少なくありません。ここでは、早い年齢から英語を習わせる予定の保護者の方に向け、リーディングの力を付ける学習のポイントをご紹介しています。
リーディング能力を上げると言われる一般的な方法を3つほどご紹介します。いずれもよく言われる王道の方法ですが、王道として定着するほど信頼のある方法でもあります。お子様の英語レベルに合わせ、適宜参考にしてみてください。
英語のリーディング能力を付ける上で最初の課題となるのが、アルファベットを覚えるということ。親御さんから見れば「何を当たり前のことを」と感じるかもしれませんが、初めて英語に触れるお子様にとっては、意味不明な音を付けられた複雑な記号です。決して簡単に覚えられるものではないので、お子様が英語嫌いにならいよう、長い目でアルファベットの習得を見守りましょう。リーディングはもとより、英語学習の全ての基礎です。
アルファベットを覚えたとしても、特定のアルファベットのつながりが常に同じ音になるとは限らないところが英語の特徴。この不規則性から来る難しさを少しでも緩和させるために考案された学習法が、フォニックス学習です。
正しいリーディングに向けたフォニックス学習の効果は広く知られ、現在では日本の子供向け英会話スクールでも、一般的に取り入れられています。
日本語のリーディング能力を付ける際と同様に、英語のリーディング能力を付ける際にも、たくさんの量の英文を「読む」ということが大事です。アルファベットを覚えたのち、英単語や簡単な表現を学びながら、並行して英文の多読も進めると良いでしょう。
多読する英文は、お子様の英語力に適した簡単な絵本などで十分。親御さんが判断できなければ、英会話スクールの先生などに尋ねて適切な多読用の絵本を紹介してもらいましょう。
英語のリーディング能力を上げる一般的な方法を3つほどご紹介しました。
こちらでご紹介した方法はオーソドックスなものですが、リーディング能力を上げるために絶対必要な方法というわけではありません。お子様に合わない可能性もありますので、焦らずに長期的な視点でお子様の成長を見守りましょう。